ヨシコン株式会社（本社：静岡県静岡市、代表取締役社長：吉田立志）は2013年5月31日付で「エンブルスクエア石田」(静岡県駿河区、総戸数39戸)、「エンブルエバー磐田」(静岡県磐田市、総戸数41戸)、「エンブルエバー袋井」(静岡県袋井市、総戸数38戸)の3物件が、経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業費補助金（MEMS補助金）」の交付決定を受けたことをお知らせします。
同3物件に導入されるMEMS(*1)はMEMSアグリゲータである株式会社ファミリーネット・ジャパン(略称：FNJ、本社：東京都渋谷区、代表取締役：堤昭彦)が提供します。また、ヨシコンの分譲マンションには今後も標準的にMEMS導入する方針です。

• *1 MEMS（Mansion Energy Management System）とは、マンションの建物内で使用する電力消費量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御する機能等を有するエネルギー管理システムのことです。

3物件で導入されるMEMSの特徴

◆家電、お部屋の電力量を細かく計測、見える化今回の3物件では、各居室のエアコンや洗濯・乾燥機、IHクッキングヒーター、エコキュートなどの電力をHEMS「me-eco（ミエコ）」で細かくモニタリングし、見える化します。加えて、共用部の照明や空調についても計測し、入居者がパソコンやスマートフォン等からいつでも共用部の電力使用状況を確認することができます。

◆「省エネランキング」や、使い過ぎを防ぐ「アラート機能」等、多彩な機能で省 CO2 促進ファミリーネット・ジャパンが提供する MEMS はマンション各世帯で省エネ度を競う「省エネランキング」や、設定した月間目標値(金額、電力消費量)を超えるとお知らせメールが届く「アラート機能」など、「見える化」だけに頼らない省エネ機能を備えています。

MEMS の標準導入について

◆MEMS 標準導入の経緯ヨシコンは、これまで総合まちづくり企業として、環境をテーマにした製品づくりに取り組んできた経緯から、また、静岡県という立地特性上、都市災害に対応したシステムへの対応を進めて参りました。その一環として 2012 年の HEMS 導入を皮切りに、供給物件のスマートマンション化に取り組んでおります。今回のスマートマンション加速化推進事業をきっかけとし、MEMS の標準導入を方針として定めるに至りました。

◆これまでの導入実績と今後の導入予定

(*)MEMS 補助金申請予定